壁装飾の考え方

友人や親族のお付き合いで購入した絵画がリビングの壁にホコリまみれになって飾られているという方には、分からない悩みであるかもしれませんが、賃貸マンションやアパートに暮らした経験のある方にとって、壁を思い通りにデコレーションできないというストレスを感じたことはありませんか。

日本の大都市・東京における賃貸物件の多くは、壁に何かしらのデコレーションを施すことを許可しているオーナーさんはいまだ少ないようです。

外国の方のインスタグラムなどを気ままに覗きながら、海外の都市に住む人々の生活を垣間見ておりますと、壁の装飾が本当に豊かであると感じております。家族や恋人の写真などが額縁にキレイに収められ、壁を覆いつくすように埋められている圧倒感があります。

海外から日本の都市部にビジネスで転勤となった外国の人々が、東京の賃貸物件の契約ルールの中に壁に装飾してはいけないという項目をみつけ、牢獄暮らしをイメージしたという話を以前聞いたことを思い出し、日本人は大切な写真や絵画などを大切なあまりにしまい込む人種であるのかもしれないと考えておりました。

環境学や地理学的な側面からお話しをすすめていくと日本は地震の多い国であることから、壁にモノを装飾する習慣が生活の知恵として排除されているのかもしれないとも思われますが、海外の人々の観点から考えてみると賃貸物件の壁に好きな絵画や写真を思い通りに装飾できないということは、刑務所内で生活することにも匹敵するようです。

Terrifles 想いを額縁に。⇢サイトトップへ